最後に
この文章を読んで、文化祭が大いに意義のある活動であるということをわかってくれただろうか。これから、僕はこの文化祭のために今ある自分を全てぶつけたい。実際、今僕の生活の中心を占めているものは文化祭である。先に述べたように、文化祭への道のりは想像以上に険しいと実感している。文化祭の全てを把握しなければならない僕の頭の中は、去年の過程を見てきたからこそ感じてしまう重圧、仲間が懸命に頑張っている様子を見て抱く期待、逆に周囲の意識の低さをまざまざと見せ付けられて感じてしまう不安、あるいは自分の実務へのことでいっぱいである。だからこそ、文化祭への思いは誰にも負けないと自身を持って言いたい。これからの過程で、自分の思い入れができるだけ多くの人に伝わればと思っている。
それぞれが思い入れを持ち、そして楽しさ、喜び、感動を共有し、大きなものを得る―――これを実現し、文化祭がみんなにとって本当に価値あるものになることを願おう。