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池邊健太郎 松居大悟 野村祐輔
・男く祭基本方針
  1. はじめに
  2. 男く祭、文化祭とは何か
  3. 理想の文化祭
    1. 「最高の文化祭」とは
    2. 文化祭の意義
    3. 僕の目標
  4. 実行委員、そして実行委員になりたい人へ向けて
    1. 全員参加の実現のために
    2. 「なぜやるのか」―――意義の再確認
    3. 話し合いの意義
  5. 生徒全体へ向けて
  6. 文化祭一日目・二日目に関して
  7. 最後に

男く祭基本方針 
文化祭実行委員長 池邊健太郎 




生徒全体へ向けて

「自分は何のために附設に来ているんだろう」…高校から新しく入ってきた人はあまりこういった疑問を抱かないかもしれないが、中学からずっと附設で過ごしている人は、どうだろうか。先生たちがよく口にされるように、附設は進学校である。しかし、十代後半のこの時期、しかも一番知性や情熱、活気のあふれる時期にある自分たちにとって、この現実は少し過酷に思えてしまう。自分達は「今」を楽しみたい。だから大学受験という最後のゴールがあって、それを自分は知っているにもかかわらず、あまり真剣に捉える気にはなれない。毎日嫌になるくらい宿題が課されるが、こなす気さえ出ない。昔の友達はどうしているんだろう。絶対自分よりは楽しんでいるだろう。そもそも何でこんな学校に来て「しまった」んだろう―――こう思う人は少なくないと思う。別に僕が指摘したところで何もできないが、文化祭がこうした状況、つまり「今」を思うように楽しめない状況から少しでも自分たちを解放するものになれればと思っている。

先に書いたように、どれだけ多くの生徒が文化祭に思い入れを持って参加できるかが男く祭の成功を左右する。だから今ある自分を、ためらわずにそれを文化祭という「場」で披露して欲しい。文化祭は、高校生活において何かを残す最大の機会である。自分の持っているものをフルに活かすことができる場である。この文化祭の当日を、他校の文化祭に行っているのと何ら変わりのないように無駄に過ごす人がいないで欲しい。実行委員会はこれからさまざまな企画を提供していくつもりである。「今自分は何をやりたいか」を早く見つけて、あるいは実行委員会に提案してこの文化祭に参加し、楽しんで欲しい。実行委員会でも、アンケートや呼びかけ、情報公開でそれが実現できるような環境作りに努めたい。

僕は、文化祭の過程の中でそれぞれが「今」を充実させて欲しいと思っている。そして、それぞれが将来自分の高校時代を振り返ったときに文化祭を思い出して、「附設に来てよかった」と思えるようにしたい。


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